初めての南アルプステント泊縦走Part3 北岳山荘~間ノ岳~三峰岳~両俣小屋

はじめに

 

これは2015年9月下旬~10月上旬に5泊6日で実施した南アルプステント泊縦走の記録である。

 

この日の天気図はこちら

 

行動記録

 

4:00頃に目覚め、寝袋に入れて温めていたロングライフパンを食べた。その後少し寝てしまい、5:00くらいに起きる。前日天気が良かったのでご来光もバッチリだろうと思っていたが、空の様子がよろしくない。

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結局日の出の時間帯に見れたのはこんな空。今日は今回の計画で一番ハードな道のりなので、雨が降るんじゃないかとひやひやだった。

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とにかく寒い朝だったので、震えながらテントを撤収。毎回この時ばかりは山小屋泊を羨ましく思う。

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北岳山荘を出発したのは6:30分頃。目指すは間ノ岳、そして三峰岳。前日北岳から撮影した写真に、今日私が歩く道が収められていた。

出発時のレイヤリングは、

  • ユニクロのエアリズム
  • 化繊のシャツ
  • ユニクロのドライexフルジップパーカー
  • ケシュアのフリース
  • レインウェア

の5枚重ね着。とにかく風が強かったので、レインウェアは風よけに重宝した。

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7:10分頃、中白峰山に到着。どんよりしていた空はすっかり青空に変わってひと安心。

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振り向くと北岳山荘が遠くに見える。

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間ノ岳が近くなってきた。

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仙丈、甲斐駒、北岳のトリオ。2日目に稜線に出てからずっと思っていたことであるが、この山域は仙丈と甲斐駒の存在感がその分かりやすい風貌故に大きすぎて、「北岳って、あれ?」と思ってしまうことが多々ある。

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岩場をひたすら歩く。落石が怖い場所が何か所かあった。

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9:00頃、遂に間ノ岳に到着。地図で見ると近く感じるが、結構長く険しい道のりだった。

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薄っすらと浮かび上がる富士。ほんと、こんだけ富士富士言っているのに富士山登ったことないというのが笑えた。

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間ノ岳から見た北岳には惚れた。

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塩見岳、来年に是非行きたい。

その後山頂で会ったおじいさんと軽く雑談し、三峰岳を目指した。

ここまで来ると白根三山をやるのがメジャーらしいが、私は大門沢付近のルートに道迷いの不安があったので辞めた。また、仙丈か甲斐駒のどちらかには登りたかったので、奈良田まで行ってバスに乗り北沢峠に行くのも面倒だったので諦めた。

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農鳥岳。

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間ノ岳~三峰岳間は所々ペンキで目印が付けられていて助かった。

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10:20頃、三峰岳に到着。間ノ岳と農鳥岳のツーショット。

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また富士富士やり始める。

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仙丈へ続いていく仙塩尾根。今日はこの尾根を野呂川越まで歩いて行く。

高望池という場所でテントを張ることが出来ればそこに1泊して仙丈を目指したのだが、色々調べた結果どうやら「幕営禁止」だと知ったので両俣に下りるという計画を立てた。

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木々はすっかり色づいている。一足早い紅葉鑑賞。

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googleフォトが作成してくれたパノラマ写真。今季最高の紅葉。

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三峰岳から野呂川越までは稜線歩き、ハイマツ帯歩き、樹林帯歩きを楽しむことが出来る。ハイマツ帯は道が狭く、ザックにサーマレストを外付けしていたら引っ掛かってしまい疲れた。

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徐々に樹林帯の中へ。これ以降は5枚重ね着のレイヤリングが暑かったので、レインウェアを途中で脱いだ。

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この辺は秋っぽさが抜群。

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それにしてもこのルート、人がいない。「少ない」ではなく、「いない」のだ。最後に会ったのは三峰岳にいた仙塩尾根を登ってきたおじさんのみ。私は熊がとにかく心配だったので熊鈴に加え、ときどき拍手しながら行動した。

結局私が人に会ったのは両俣小屋に着いてから。静かな山歩きを楽しめたと言ってしまえば聞こえは良いが、何かトラブルがあった場合のことを考えるとややリスキーだった。

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そしてこのルート、とにかく長い。歩いても歩いても野呂川越に近づいている気がしないのだ。コースタイムは三峰岳から2時間であるが、それ以上に感じられた。

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13:50分頃。野呂川越に到着。これと言って何もない場所だけど、どっかの山頂にたどり着いた時のような感動した気持ちになった。距離はたったの4km。

これ、私が普段トレーニングと称して歩いている散歩道(5km)よりも全然短いのに、やっぱ平地と山では全く違ってすごくきつかった。しかも私がやったのは下り。ここから仙丈目指すとなると、登りになる。両俣小屋から仙丈目指す計画も立てていたけど、やらなくてよかった。

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そして両俣小屋を目指し、山と高原地図では「急坂」と記載されているルートへ。草すべりが「急坂」扱いじゃないのにきつかったので、どんな坂かと心配したが、それほどきついルートではなかった。ここは今回の山行中、一番拍子抜けした場所。

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そして15:00前になんとか両俣小屋に到着。樹林帯のせいか薄暗く感じた。

夜はペペロンチーノ。今回の登山で一番おいしかった。

野呂川の流音を聴きながら、食事後は疲れのせいですぐに眠れた。

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夜中に目が覚めて、テントから少し顔を出すと星が見えたので靴を三脚にして星空を撮影。

稜線から降りてしまった寂しさと安心感を感じながら再び眠りについた。

 

 

つづく(Part4はこちら)

 

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